脳の反応速度や記憶力をゲーム感覚でセルフチェックできる『のうKNOW』を導入しました 日本医科大学健診医療センター

脳パフォーマンス（機能）チェックツール「のうKNOW」の実施方法

このツールはスマートフォンを操作して、脳健康度をご自身でチェックするものです。認知症治療薬のトップメーカー・エーザイ株式会社開発の当該ツールでは、チェックでスコア採点、脳健康維持向上のため生活習慣の改善・管理をアドバイスします。

当センターではこのツールを推奨・販売しますが、健康診断や病気の検査ではありませんので、チェック後の当センターでの説明や専門診療科への紹介は行いません。

• ご希望のあった方には、個人ID が記載されたQR コードが掲載された個人票を同封しております。
• ご家庭などで、サイトの指示にしたがってチェックを行います。
  スマホゲームを行うようなトランプをタッチする方式です。
• スマートフォンで、個人票の「チェックはこちらから」のQR コードを読み込むとブラウザが立ち上がります。画面の指示にしたがってセルフチェックを行ってください。
• スマートフォンをお持ちでない、QR コードのアプリがない、スマートフォンのインターネット閲覧契約をされていない方で、インターネット環境やメール環境のあるパソコンなどで行える場合がありますので、当センターにご連絡、ご相談ください。
• 最後に結果が表示され、脳の健康維持に役立つアドバイスなどが表示されますので、スコアに応じて、生活習慣の改善などを行ってください。（7 日間閲覧できます）
• PET 健診と同時にお申込みの方には、別途結果（スコア）報告書を印刷して、健診の報告書とともにお送りいたします。

※このツールに関するお問い合わせは、こちらからお願いします。

『のうKNOW』テスト内容

脳の反応速度チェック

カードがめくられたら「はい」を押すことで 反応の速さをチェックします。

注意力チェック

カードが赤の場合は「はい」、 黒の場合は「いいえ」を押すことで注意力を チェックします。

視覚学習チェック

表示されたカードが以前に出てきたものと同じかを答えることで視覚記憶力をチェックします。

記憶力チェック

めくられたカードが直前のものと同じかどうかを みることにより、一時的に必要な記憶の保持ができているかをチェックします。

ここがポイント！

※疾病の予防や診断を目的としたものではなく、健康意識を高めるために行っていただくことを目的としています。

脳の健康度の維持向上につながる習慣

• 適度な運動をする
• 社会とのつながりを持つ
• バランスの良い食事をとる
• 趣味を持つ　等

脳の健康度を下げる原因

• 加齢
• 脂質異常症
• 喫煙
• 高血圧
• 睡眠障害
• 不規則な食生活
• 糖尿病
• 運動不足
• ストレスや不安
• うつ病
• メタボリックシンドローム
• 頭部外傷歴　等

※認知症疾患診療ガイドライン2017 P.118 医学書院より引用